2008年12月04日

自動車産業が終わり、次に環境がくる



自動車が売れないとエライことだ。景気の悪い象徴だ。
自動車産業で生産と雇用の維持ができないと、その波及効果化は経済全体に及ぶ。

でも間違ってはいけない。GMが傾いたのは、本業より先に小会社がやっていたファイナンス事業がおかしくなって、それを整理しているうちに本業もだめになったのだ。

日本ではトヨタをはじめみんなおかしくなっているが、ここ数年、都市への人口が集中して、若者が車を欲しがらない、などあって、売れているのは地方で軽自動車が活況であっただけ。要は新興国頼みだったので、確かに国内市場の縮小が鮮明になったが、それほど驚くことではない。

そうはいっても実態経済の悪化がここまできているわけだ。まだ体力的には健全なトヨタがGMを買ってしまえばそれでいいのではないのかな。
でもそれをやったら、オバマ民主党はどうするかな?オバマは来年の1月20日の前に、ブッシュ政権にビッグスリーのことは預けているらしい。自分の就任までこの問題を長引かせられないという判断だ。それならばここ10日が山だろう。巨額の公的資金の注入には異論が続出らしいが、トヨタに買われるくらいだったら、まだそのほうがましだろう。
トヨタが買ったら、それが救済だとしてもたいへんなバッシングにあうだろう。そういう問題なんだから、アメリカがやるしかない。

しかしそれにしても、この経済危機は自動車産業の衰退がひときわ目立つ。
日米ともに経済の根幹に自動車をおおいていることの危うさが露呈したともいえる。我々はこのまま自動車を中心においた産業を維持したまま、経済復興ができるのだろうか。
例えば日本の外需依存の体質はそのままでいられるだろうか。その中心に自動車があるのだろうか。

視野をちょっと変えよう。
例えば0系が引退してしまった新幹線
日本では建設が難しくなっている原子力
海水を水にかえるろ過技術

環境対策に新幹線は新興国に提案できる技術だ。
温室効果ガスの削減に原子力は有効だ。アメリカはこれから300基作る予定だ。
淡水を確保するには海水を使うしかない、特に中東。

日本には輸出できるすばらしい技術はまだまだ沢山ある。
産業構造自体を変えていってしまったほうが、未来に対応できる新しい経済の時代といえるのではないだろうか。
自動車産業が縮小することで、大変な打撃をうけるかもしれないが、時代の転換を早急に実現することが最大の国益である。

大胆予想としては、どんなに金をそそいでも再生できないアメリカ自動車産業はなくなるだろう。どんな形かはわからないが、オバマが消してしまうかもしれない。
その次にくるのは間違いなく、グリーンイズグリーン、緑は金になる、ということだろう。
経済復興局みたいなのを作って、次世代エネルギーの開発を国をあげてやるだろう。
あと数年後には次世代エネルギーバブルがきて、その何年か後にはじける。
ただそのとき、ドルは基軸通貨ではなく、世界は無極化している。

posted by 遠藤カンジ at 01:01| Comment(0) | TrackBack(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/110649391

この記事へのトラックバック

11月の米新車販売36%減 ビッグ3超ド級の深刻さで再建化計画
Excerpt: オツカレです。 米国では前年同月比で日本より10%超も減少するという事態となった。 [3日 読売]11月の米新車販売36%減、26年ぶり低水準  米調査会社オートデータが2日まとめた11月の米..
Weblog: ハズレ社会人
Tracked: 2008-12-04 14:21

アメリカでドイツ勢のディーゼル車販売好調
Excerpt:    米乗用車市場で、ディーゼル・エンジン車の人気が高まっている、とメディアは報道している。 USAトゥデイによると、メルセデス・ベンツ、BMW、フォルクスワーゲン、アウディといったドイ..
Weblog: Tomi Craft Blog
Tracked: 2010-05-01 06:29
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。